always HAPPY and SMILE

幸せで笑顔になれる日々の出来事

【仕事】自分の好きをやり続けてたら仕事になった

みなさんこんにちは。

旅した先で出会ったことに囲まれて

好きな時に好きな場所で好きな人たちと暮らす愛です。

 

最近、お仕事が決まりました。

ここの記事でも何度か、昨年の7月から

災害支援を行ってきたことを

書かせていただいてましたが、

その事で大多数の人から言われることが

 

「すごいね。よく出来るね」

 

って言葉。

まぁ、その言葉すごい分かるっちゃ分かる。

 

でも、私としては、好きなこと毎日やってただけ。

ただそんな感じです。

もちろん、チームでやるし

ボランティアといえどその中にも

やらないといけない「MUST」は必ずあります。

 

そして楽しいことだけじゃないし、

体力的にきついこともあるし

泣きたくなることがないわけでもない。

 

でも、それを何で続けれてたんだろってなると

単純に、そこにやり甲斐を感じて

好きって気持ちがあったからだと思います。

 

自分がやったことに対する対価って

もちろんお金だけではないけれど、

一番目に見えてわかりやすいものが

お金だったりして、

そしてやっぱり今の社会で生きていくために

必要なものでもあったりして。

でもそれがない中でもやり続けられて

何なら、まだまだやり続けようって

思えていたのは、

単純にこの活動が「好き」だった

ってだけではないかな??

 

そんな、ただ好きって思ってやってただけのことが

そのままお仕事になってしまったのには

色々な経緯があったんですが、

単純に一つだけ書くと

とあるNPO団体から

 

「うちで働いてください」

 

ってオファーがあったことです。

同じ地区で、私は直接住民さんと関わる

活動をしていて、

彼らはそんな私達をサポートしてくれたり

行政などとの橋渡し的な役を担ったりと

中間支援という立場で

種類は違えど同じように支援活動に取り組んできました。

 

ただ、好きな気持ちだけでやってきてたことだけど

やっぱりこうやって声をかけてもらえるくらいまで

私自身も頑張ってきたんだなって思えて

正直に嬉しかったです。

 

そして、自分の気持ちに素直に

好きを信じてやってきてよかったなと

思えた瞬間。

 

だってそりゃ色々言われることもあったから。

特に親からは。

普通に仕事をして欲しいと。

安定というレールの上に乗って欲しいという

私を心配するが故の願いであることは分かっていたけど。

 

でも、それ以上に

好き!!がこんなにパワーになって

自分自身を向上させてくれて。

一生懸命やってたら

ちゃんとそこで

信頼や感謝を生み出すことができて

きちんとお仕事に繋がっていくんだなってことを

最近ひしひしと感じています。

 

お仕事になることで、少しこれまでと

変わる部分も必ず出てくると思います。

でも、

 

好き!!

 

を忘れずに、これまで通り

目の前のことを大切にしながら

これまで以上のパワーを

自分の中から生み出して

またそこから、新たなエネルギーを

循環させていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

【災害支援】HoneyBee〜蜜蜂のように〜

みなさんこんにちわ。

旅した先で出会ったことに囲まれて

好きな時に好きな場所で好きな人たちと暮らす愛です。

 

インドネタばかりになってしまってましたが、

3/25に岡山・倉敷・真備に戻ってきました。

 

インドへ出発する前までに

それまで受けていた現場作業や

写真洗浄などがありましたが

本当にたくさんの人達の助けがあって

キリのいいところまで進めることができました。

 

そして岡山に戻ってきてから

もう一軒新たな現場が登場。

このお宅は昨年10月ごろから

やり取りをしていたのですが、

氾濫してしまった末政川の堤防拡張工事の

ための用地買収に引っかかるかどうか

ギリギリのラインのお宅で

リフォームの希望はもともとあったものの

ずっと連絡待ちをしている状態のお宅でした。

 

そんなお父さんから久しぶりに電話がかかり

リフォームすることが決まったけど

まだボランティアさんにお願いできるんですか?

と。

 

たくさんの理由で、すぐに決断できる人もいれば

決断が遅れる人もいます。

どっちがいいとか悪いとかではないですが、

周りと自分の状況を比べてしまって

きっと不安もたくさんあったことと思います。

 

正直なところ、ずっとやってきたチームからは抜けて

私が受けている現場としては

最後の一軒をなんとか目処のつくところまで

持って行ってたところで、

今の持っている力でしっかり最後までやれるのか?

という不安はかなりありました。

 

でも、最初にお会いした時に

私たちは継続して活動をしていくので

遅くなっても連絡して来てくださいね。

とお伝えしていて、

ずっと連絡を待っていた時間、

もしこの方から連絡が来たら、

最後までやり切る

って決めてました。

 

これまで活動して来た中で

本当に信頼できる人達と出会い

彼らにヘルプを出したら

すぐに駆けつけてくれて。

 

着工予定が5月とのことで

4月中の完了を目指していて

頭の中ではギリギリのイメージだったんですが

仲間が更に仲間を呼んでくれて。

私が経験した中で最強のチームができていました。

 

大々的にチーム発足って訳ではないですが

私の大好きな友達がチーム名を考えてくれて

 

TEAM HoneyBee

 

になりました。

由来は、考えてる時に

はちみつクランチを食べてたからなんだけど。笑

 

でも、蜜蜂は蜂の中でも働き者で

花を選ばず密を運び

花を咲かせて作物を実らせる。

 

幸運・勤勉・豊かさ  の象徴。

 

はちみつクランチきっかけだけど

私にピッタリかなって感じてます。笑

大きな派手なことはできないし

毎日小さなことをコツコツしていくだけだけど

それが私やなぁって。

 

私たちが出会った人に笑顔が咲くように。

そんな気持ちで、小さな大切なことを忘れない

そんな人達の集まりになれたらいいなって

思います♫

 

 

【旅と災害支援】インド〜過去最少と最強になって行く〜

みなさんこんにちは。
旅した先で出会ったことに囲まれて
好きな時に好きな場所で好きな人達と暮らす愛です。

 

今日は、旅と災害支援を掛けてお話し書きたいと思います。

 

今回、インドに1週間行って来たのですが、

「過去最強の私」を感じて帰って来ました。笑

 

過去最強の私・説

・インドで一度もお腹をこわさなかった

(生野菜とか果物とか普通に食べた!!)
(もしかしたら水道水も飲んだかも!!)

・インドの夜行列車で爆睡できた

・騙してくるインド人と対等にケンカできた

・トイレットペーパーなし!!いけるようになった

ガンジス川に頭のてっぺんまで浸かったけど体調万全

・なんならインドに行って体調良くなった

 

などなど。。。

 

でも、今回最大限にこれまでと違ったのは

荷物の量。。。

 

なんと、、、

 

2.4キロ。

 

私、女ですけど、、、笑

 

この荷物が過去最少になったのは

この9ヶ月の災害支援の経験が

かなり大きいと思う。

 

その昔、めっちゃ物が多くて

捨てられなくて、片付けられなかった私。

バックパッカーをするようになって、

人ってリュック一個で結構行きていけるんだな

とか思い始めた頃に、

「フランス人は10着しか服を持たない」

って本を読み感化されて。

 

物が多くて片付けられないなら、

物減らそ。。。とか思ったりして、

断捨離ブームも手伝って。。。

 

真備での災害支援に入る前には

持ち物がかなり減って、

洋服でいうと夏・冬合わせても

一個のクリアケースに入っちゃうくらいになってました。

 

でも、それでもその頃1週間以上の旅に出るってなったときは

荷物7キロくらいにはなってました。

(でも、たった7キロ。。。笑)

 

それが今回。。。2.4キロって

 

この9ヶ月

自分のスペースはありません、

一人になるのは運転中くらいです

みたいな共同生活を送る中で

不便な中で

移動の多い中で

目まぐるしい忙しさの中で

 

更に物がなくても行きていけることを

痛感しました。

 

別にそれが良い悪いではないです。

価値観の問題なので。

 

ただ、生きる基礎スキル

みたいなのは格段に上がったと自覚できます。

その結果が、今回のこの荷物の量に反映されたのか!!

 

不便じゃないの??って思うかもしれないですけど、

めっちゃ移動は楽だし

預け荷物もなくて、待ち時間もないし

ロストバゲージの心配もない。

 

「ない」ことで

「ある」ものへの感謝が増え

「ある」ものから作り出す創造性が鍛えられ

不必要な心配もなくなり

時間も増えて

心身ともに軽くなる。

 

限りなく自分のカラダ一つに

近い状態で生きていけるスキルがつく

というのは、

突然、何もない世界に投げ出されても

生きて行ける力がつくってことかなって感じます。

 

私はちょっと極端なので、

あんまり真似しないほうが良い部分もありますが、

このちょっとしたスキルを

一人一人が頭の片隅にでも置いておけたら、

何か予想も出来ないことが起こった時に

少し役に立つのかなって思います。

 

災害に強くなるってどうしたらいいんだろう?

っていうのを、ここ最近考えてて、

答えは一つではないけれど、

一人一人の生きるスキルが上がることって

結構重要なんじゃないかって感じています。

 

インドに行って感じて得たものの一つです。

 

 

 

 

 

 

【旅】インド〜バラナシで出会った日本人女の子と私〜

みなさんこんにちは。

 

インドで出会ったたくさんのインド人達。

でも、インドで出会ったのはインド人だけではなく、

バラナシでは日本人の女の子とも出会いました。

 

1週間の中に5都市と、

かなりのハードスケジュールだったので、

バラナシでの3日は

比較的ゆっくり目に過ごしました。

 

バラナシ2日目の午後、

日本人がしているカフェがあるってことで、

MEG CAFEに足を運んでみることに。

時間もお昼時で、ほぼ満席。

私たちは残りの1席に座ることができて、
ゆっくりお茶タイムしてたら、
一人の日本人の女の子が入って来て、

席が空いてなかったので私たちのところで

相席をすることに。

 

お店の人とのやり取りを見てて

常連さんって感じ。

 

隣に座った彼女に話しかけてみると、

インドが大好きで

ヨーガの道場(アシュラム)で過ごして

ヨーガ講師の資格もインドでとったり

アーユルベーダの勉強をしたりして来たとのこと。

 

そして、今回のインドは

もう住んじゃうつもりで、

アパートも借りちゃって

ちょうどインドライフをスタートさせたばかり。

 

びっくりだったのが、

年は一個違いで、

同じ看護師で

私のように数年前から正社員を離れて

派遣の仕事を続けて

お金が貯まったら、好きなところで過ごして

ヨーガの勉強をしてて

 

とにかく、共通点が多くて

ほんの30分程度だったけど、

彼女と話す時間がすごく素敵な時間になって。。。

 

時々、旅先で出会う

めっちゃフィーリングの合う人。

もちろん、お互いに好きなことを

好きな場所でやるっていうスタイルなので

頻繁には会わないし、

なんなら人生で1.2回しか

直接的には会ってないって人もいるんだけど。

 

みんな共通点があって、

なぜだか、会わなくても

なんかいつも心のどっかにいて

いつかまた会うんだろうなって

無意識のうちに思っている。

なんというか、目に見えないところで

つながりを感じる、、、

そんな人に旅先で出会うことが

時々あります。

 

不思議なこととか

目に見えない縁とか

繋がっている感覚とかって

私は結構信じてる方で、

こういう出会いがめちゃくちゃ好きです。

 

旅も日常も。。。

人との出会いとそこから始まる縁が

一番楽しくて、好きだなって感じる。

 

次はどこで会うのか

楽しみにしながら

また、出会う日を待っています。

 

【旅】インド〜コルカタのタクシー運転手、高い金額を吹っかけてきた先に〜

みなさんこんにちは。

 

 インド最終日。

夜行列車でシートが取れず

ほとんど眠れずにコルカタへ到着。

 

朝の8時過ぎ。

この日の夕方には飛行機に乗る予定で。
結構時間はあったものの
もう疲れてしまって、
行きたかったマザーハウスだけちょっと見て

マザーテレサ修道院

空港でゆっくりしようか。。。

という事になり、

タクシーを探す。

 

だいたい、空港までの相場は300ルピー

一番最初に声をかけてきたタクシーのおじさんは

1000ルピーとか吹っかけてきて、

英語もイマイチで交渉上手くいかず。

 

その様子を見ていた別のおじさんに手招きされて

行ってみると、

600でどうだ??と

 

それでも倍かい??

 

と思いながら、他を当たるというと

500だ500でどうだ??

 

その金額でついでに

マザーハウスに連れてってくれたら

500払うよ

 

って言うと

マザーハウスが通じない。

写真を見せてもイマイチな反応。

 

え??有名じゃないのか??

 

なんか、疲れが勝ってしまって

じゃあ、もう空港にだけ連れてって。

で400まで値切ったら、

 

他にも乗せようと

お客を探している。

 

で相乗りしてきたのは

ちょっとお金持ちっぽい

お兄さん。

 

ようやく出発。

 

そしたら、突然

地球の歩き方を貸してくれと

そのお兄さんと地図を眺め始める。

 

どうやら、マザーハウスを探してくれていて

で、不思議なことは

相乗りしてる関係のないお兄さんまで

結構真剣に探してくれていて。

 

おまけに自分の電話で

マザーハウスに電話かけようとしてくれて。

その時の真剣さは

尋常じゃなくて、

むしろ私たちの方が

 

え??行くの??

 

みたいな感じになってて。。。笑

 

結局、相乗りのお兄さんは先に降りたんだけど、
多分、探してる時間で
余分に30分以上は遅くなったはずで。

 

あなた、今日は予定はなかったんですか??笑

 

地球の歩き方のマップと

スマホを駆使してくれて

タクシー運転手に場所を伝えてくれて。

それをめっちゃ真剣に運転手も確認してて。

 

インド人の習性が

最後の最後まで謎!!!笑

と思ってたら

 

相乗りの男性が降りて

運転手のおっちゃん

 

マザーハウスまで行ったら待たずに降ろすよ。

 

おーいおい、、、

空港まで行ってくれ!!笑

 

そしたら。。。

 

1000ルピーだーって!!!

 

おぉ!!もう驚かない。

なぜならインド1週間滞在して

想定内です!!笑

 

手持ちのルピーも余ってたし

もういいや!!

ってことでオッケー

 

そしたら、逆におっちゃんの方が

まじかよ??

みたいな。。。

 

空港まで行きたくなかったんだろうな

って感じの表情だけど、

言っちゃった手前

空港まで行かなきゃか・・・

的な感じになってて。

 

若干機嫌悪く、荒め運転。

ラクション倍になりました??

回数も秒数も。。。笑

 

でも、ちゃんとマザーハウスに行ってくれて

降りれなかったけど外から眺めて

そしたら、別の寺にも連れて行ってくれたりとかして

 

頼んでないのに突然のサービス!!

 

やっぱりよく分からん!!笑

 

で、空港へ向かい始めて

電話の口調が荒くて。。。

想像するに

 

ー変な日本人の女の子二人乗せたら

 マザーハウスに行かされて

 今空港に向かってるから今日は忙しいんだ

 

と言ってると思われる。

ヒンドゥー語なので完全私の妄想です。。。笑)

 

まぁ、なにはともあれ空港着で

約束通り

1000ルピー渡したら

満面の笑顔!!

 

単純!!!

 

そして結局憎めないインド人!!

なんか、タクシーに対しての

というよりも

この、おじさんとのよく分からない

楽しいこの時間に

1000ルピーって思ったら

 

ま、いっか!!って

 

結局、めっちゃ笑顔でお別れで!!

お互いハッピー!!

これでよし♫

 

 

【旅】インド〜ニューデリー到着早々騙されるけど結局いい人だったおじさんの話〜

みなさんこんにちわ

 

インドでの出会いを何個か書いてきましたが

もちろん騙されたりボラれたりって事もありまして。

 

今日の記事は

ニューデリーに到着早々騙されてしまったけど

最終的にはなんかクスって笑えるそんなお話。

 

福岡⇨マレーシア⇨インドの小さな町⇨デリー

と、乗り換えまくりの長い長い飛行機の旅を終え

初めてのインドの地を踏んで

ニューデリーステーションへ到着。

早朝4時。

 

その日はそのままジャイプルという町へ移動予定で。

事前に調べていた

外国人専用のチケット売り場を探す。

でも、人もウジャウジャで

システムもよく分からず全然見つけられない。

 

事前に駅などで声をかけてくる人は信じてはならぬ

という注意事項を知っていたせいで

なるべく声をかけてくるインド人たちを無視。

しかし、彼らもかなりしつこい。

 

そして、駅員を見つけたいが

それすら見つからない。

 

そんな時に少し控えめなインド人が

声をかけてくる。

そんなにガツガツもしてないし、

私たちの探しているオフィスのことについて

かなり信憑性のある情報を話してくる彼。

 

そんな彼を信じてみたところ

一台のトゥクトゥクに案内される。

政府の管理してるものとそうじゃないものがあるから

騙されないように

って。。。これは安全なトゥクトゥクだ。。。と

 

で、トゥクトゥクのおじさんに引き渡されて

連れていかれた先。。。

 

それは怪しげなオフィス。。。

 

やられた。。。

見事な連携プレイ!!

 

元の場所に連れて帰るよう頼み、

本当に行きたいところの写真を見せる。

すると

 

ーそこは、今あいてないからここなんだ

 

と言い張る。

出た出た、教科書通りのお決まりコース。

 

ー開いてなかろうが、なんだろうがどうでもいいから

 とにかく元いた場所に戻せ

 

と言い放ち、そんな押し問答を続け

絶対にトゥクトゥクから降りませんスタイルを

貫き通すと

さすがに諦めたのか

元いた場所へ出発。

 

行きよりもかなり荒め運転で

電話越しにちょっと怒鳴り気味

想像するに

 

ーこいつら引っかからなかった

 

的なことを言っていると思われる。

 

結局元いたニューデリー駅へ戻ると

降りぎわに。。。

 

ーこの建物の裏だよ。

 

と御丁寧に教えてくださる。。。

 

???

 

え??本当のこと教えてくれるの??笑

 

結局は根っからの悪い人じゃないよっていう

なんかそんな感じですか??笑

 

長距離移動後の早朝からの

インド初日の初っぱなで

どっと疲れながらも

なんか、ちょっと笑える一コマ。

 

きっとこの瞬間から

私はインド人が好きになり始めていた。

 

【旅】インド〜バラナシからコルカタの電車の中で出会った子供達〜

みなさんこんにちわ。

 

インド最終日前夜

バラナシから夜行列車に乗り込んで

約10時間かけてコルカタへ移動。

 

本当は最終日にコルカタマザーハウス

行きたかったんだけど、

バラナシ滞在を1日伸ばしたので、

今回は見送り。

 

でも、ほんの一瞬のコルカタ

夜行列車の中での出会いが

またインドに来たい

自分の目でもっと見たい

という気持ちを沸き立たせました。

 

列車に乗り疲れもピーク。

朝方に入って、少しずつコルカタに近づく。

すると、駅で止まるたびに、

破れかけて薄汚れたTシャツを着た

子供達が電車内をウロチョロするようになる。

 

だいたい、コルカタよりも4・5個手前の駅くらいから。

よく列車が停まってる間に、

チャイや食べ物を売ろうと乗り込んでくる人たちは

いるんだけど、

この子供達は一体何をしに乗り込んできているのか。。。

 

一人の8歳くらいの少年は

大きなビニール袋にペットボトルを集めて回っている。

その子は私たちの横を素通りして行って。。。

 

そのあと、小学校にも上がってないくらいの

5歳くらいの男の子が

床に四つん這いになって

一生懸命ゴミをかき集めている。

 

乗客が飲みこぼした

液体も一生懸命拭いている。

その小さな両手は真っ黒で。。。

私を見上げたその顔も、

煤っぽくて黒ずんでいて、

大きな目だけが

真っ白だった。

 

私たちの足元のゴミを集めた彼は

私の足の甲をトントンと叩く。

 

そういえばバラナシの駅でも

チケット売り場で待っていた私たちのところへ

10歳にもならないくらいの男の子が

やって来て、

私の足の甲へおでこを付けて来ていた。

 

地元の人っぽいおじさんに追い払われていたけど。。。

 

これまで、経済的に豊かではない国に行ったときに

子供達が群がってきて

何かちょうだいと付いてこられたり

した経験は結構あるけど、

ここまで切羽詰まった感じの人達に

一度に何度もあった経験は初めてだった。

 

基本的に施しはしないことにしている。

理由は全ての人に同じだけできないから。

 

何が正しいのかは分からないけど、

なんとなく、その場であげるお金なり何なりが

自分の自己満足で終わってしまうような気もする。

 

ただ、アグラで出会ったリクシャーのおじさんとか

この今目の前にいる男の子とか

 

生きるのに必死で

今自分の目の前にある仕事を一生懸命している

そんな姿を見ると

ありがとうって気持ちが湧いてきて。

 

私の足をトントン叩く

真っ黒な小さい手に

200ルピー札を渡した。

 

少し驚いたような顔を一瞬見せながらも

瞬時に立ち去る。

 

あの子には家族がいるかもしれなくて、

もしかしたらあの子よりも下に

弟や妹がいるかもしれない。

 

親はいるんだろうか。。。とか

いても病気で働けないんだろうか。。。とか

 

きっと永久に分からないだろうことを

考えてたらコルカタに到着。

 

自分から出るものが

それは知識でもお金でも技術でも

なんでもいいんだけど、

誰かに渡ったそれが

どこかで誰かの笑顔に繋がるように。

 

ありがとう と 愛を送ること