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幸せで笑顔になれる日々の出来事

【旅】インド〜アグラで出会ったオートリクシャーのおじさん〜

みなさんこんにちわ。

 

今日はインドのアグラでの

素敵な出会いのお話。

 

インド・アグラといえば世界遺産

 

タージマハル

 

あのタマネギみたいなのがのった

白い建物です。

 

順不同ですが、バラナシへ行く前に

デリーからジャイプール、

ダッシュでアグラにも寄り道。

 

タージマハルは言うまでもなく圧巻

だったんだけど、

私がこのアグラで一番心に残ったのは

あるオートリクシャーのおじさんとの出会い。

 

インドでは近距離移動では

タクシー・トゥクトゥク・オートリクシャー

などを使うのですが、

その中のオートリクシャーは

人力の自転車みたいなのの後ろに

最大3人くらいが乗れるところがついている乗り物。

日本でいうと人力車みたいな感じでしょうか。

 

タージマハルを一通り見終わって

ウロチョロしてると

これらの乗り物に乗ってくれとばかりに

いろんなインド人が

あっちからこっちから声かけてくる。

 

そのしつこさたるや

尊敬に値する。

さすが世界三大ウザい国と言われるだけある。

 

私たちも行きは駅からタージマハルまで

ゆっくり徒歩で来たものの

帰りは何かしらに乗って帰ろうとしていたので、

どれに乗るかな。。。

と思っていたところに

オートリクシャーのおじさんが声をかけてくる。

 

トゥクトゥクはインドについてから

もうすでに何度か乗っていたので、

リクシャーに乗ってみるか

ということで、このおじさんと値段交渉

駅の近くのバザールまで

20ルピーで交渉成立。

 

でも、乗ってみて思った。

女性とはいえそんなに軽くもない(笑)

大人二人を乗せて

自転車を漕いでいるこのおじさん

年齢も多分60代後半か。。。

 

他の若い子が漕ぐ

リクシャーに抜かされながら

一生懸命漕いでいる姿を見ると

20ルピーとか安すぎじゃない??と

 

でも、私たちに声をかけてくるときの必死さ

このお金が彼や彼の家族を支えているんだろうな

と思うと、なんともいえない気持ちに。

 

ー君達日本から来たの?

ーバザールは二つあるんだけどどっちに行きたい?

ー今日デリーに帰るのか??

ー何時の電車?チケットはちゃんと持ってるの??

 

通常よりも高い金額をふっかけて来たり

ぼったくろうとする人たちも多い中

彼は私たちの行きたいところへ案内しようとしてくれ

電車の時間や切符のことまで気にかけてくれる。

 

そしてバザールに着いた時

 

ー僕も僕のリクシャーもボロだから

ー時間がかかってしまったね。

ー20ルピーだよ

 

と。。。

まじで泣きそうになった。

 

彼に100ルピーわたし、

これはあなたのものだよ。

ありがとう。

と言った時の、

100ルピーを手にした時の彼の顔が

一生忘れられないと思う。

 

日本円にして約150円。

 

最後に

 

ーカバンのチャックをしっかり締めて

ー悪い人たちがいるから気をつけて

 

と。。。

最後の最後まで私たちのことを心配してくれて。

 

アグラでの一番の出会い。

もし、もう一度アグラに行ったら

彼を探して、彼のリクシャーにまた乗りたい。