always HAPPY and SMILE

幸せで笑顔になれる日々の出来事

【旅】インド〜バラナシからコルカタの電車の中で出会った子供達〜

みなさんこんにちわ。

 

インド最終日前夜

バラナシから夜行列車に乗り込んで

約10時間かけてコルカタへ移動。

 

本当は最終日にコルカタマザーハウス

行きたかったんだけど、

バラナシ滞在を1日伸ばしたので、

今回は見送り。

 

でも、ほんの一瞬のコルカタ

夜行列車の中での出会いが

またインドに来たい

自分の目でもっと見たい

という気持ちを沸き立たせました。

 

列車に乗り疲れもピーク。

朝方に入って、少しずつコルカタに近づく。

すると、駅で止まるたびに、

破れかけて薄汚れたTシャツを着た

子供達が電車内をウロチョロするようになる。

 

だいたい、コルカタよりも4・5個手前の駅くらいから。

よく列車が停まってる間に、

チャイや食べ物を売ろうと乗り込んでくる人たちは

いるんだけど、

この子供達は一体何をしに乗り込んできているのか。。。

 

一人の8歳くらいの少年は

大きなビニール袋にペットボトルを集めて回っている。

その子は私たちの横を素通りして行って。。。

 

そのあと、小学校にも上がってないくらいの

5歳くらいの男の子が

床に四つん這いになって

一生懸命ゴミをかき集めている。

 

乗客が飲みこぼした

液体も一生懸命拭いている。

その小さな両手は真っ黒で。。。

私を見上げたその顔も、

煤っぽくて黒ずんでいて、

大きな目だけが

真っ白だった。

 

私たちの足元のゴミを集めた彼は

私の足の甲をトントンと叩く。

 

そういえばバラナシの駅でも

チケット売り場で待っていた私たちのところへ

10歳にもならないくらいの男の子が

やって来て、

私の足の甲へおでこを付けて来ていた。

 

地元の人っぽいおじさんに追い払われていたけど。。。

 

これまで、経済的に豊かではない国に行ったときに

子供達が群がってきて

何かちょうだいと付いてこられたり

した経験は結構あるけど、

ここまで切羽詰まった感じの人達に

一度に何度もあった経験は初めてだった。

 

基本的に施しはしないことにしている。

理由は全ての人に同じだけできないから。

 

何が正しいのかは分からないけど、

なんとなく、その場であげるお金なり何なりが

自分の自己満足で終わってしまうような気もする。

 

ただ、アグラで出会ったリクシャーのおじさんとか

この今目の前にいる男の子とか

 

生きるのに必死で

今自分の目の前にある仕事を一生懸命している

そんな姿を見ると

ありがとうって気持ちが湧いてきて。

 

私の足をトントン叩く

真っ黒な小さい手に

200ルピー札を渡した。

 

少し驚いたような顔を一瞬見せながらも

瞬時に立ち去る。

 

あの子には家族がいるかもしれなくて、

もしかしたらあの子よりも下に

弟や妹がいるかもしれない。

 

親はいるんだろうか。。。とか

いても病気で働けないんだろうか。。。とか

 

きっと永久に分からないだろうことを

考えてたらコルカタに到着。

 

自分から出るものが

それは知識でもお金でも技術でも

なんでもいいんだけど、

誰かに渡ったそれが

どこかで誰かの笑顔に繋がるように。

 

ありがとう と 愛を送ること